HEAD OFFICE
ロイヤル・アッシャー本社
1854年、オランダ・アムステルダムにて創業したロイヤル・アッシャーの本社は、1907年に竣工されました。そして、数々の新しいカットの開発を見届けてきました。
1905年、南アフリカの鉱山で発見された、世界最大のダイヤモンド原石「カリナン(3,106ct)」は、宗主国英国国王エドワードⅦ世に献上され、その後、オランダのアッシャー・ファミリーによって、1908年にカットされました。この世界的な偉業も、まさにこの建物の中で行われたのです。
本社の横に連なる建物には、当時、約500名のダイヤモンドカット、研磨職人が働いていました。また、この本社の前の通りは、ディアマントストラート(ダイヤモンド通り)と呼ばれ、数多くのダイヤモンドカット・研磨工房が軒を連ね、アッシャー社とともに、オランダのダイヤモンド産業を支えていたのです。
ロイヤル・アッシャーの本社は、オランダを代表する企業として、またブランドの精神的な柱として、今も存在し続けているのです。
TITLE OF ROYAL
「ロイヤル」の称号を授けられたダイヤモンドの名門ジュエラー
ロイヤル・アッシャー社は、1854年の創業以来、世界最大の、3,106ctのダイヤモンド原石「カリナン」のカットや革新的なダイヤモンドカットの開発など、歴史に残る数々の偉業を成し遂げてきました。長年の功績と信頼が称えられ、1980年と2011年の二度に亘り、オランダ王室から「ロイヤル」の称号を授けられました。
この称号授与認定書は、オランダ語と英語の両方で発行され、本社で大切に保管されています。
オランダ王室との結びつきは強く、現在のオランダ王国アレクサンダー国王が、マキシマ王妃のために贈ったオレンジダイヤモンドは、5代目エドワード・アッシャーが、王室からの依頼を受けて、2000年に自らカット、研磨してお納めしたものでした。
このダイヤモンドが将来の王妃のエンゲージリングになるとは思いもつかなかったエドワードは、2年後、報道されたニュースの中で、将来の王妃の薬指に輝くナショナルカラーのオレンジダイヤモンドを目にして、大変驚いたのでした。
THE GOLDEN BOOK
由緒ある歴史を物語る来賓者名簿
17世紀頃からダイヤモンドの流通が盛んになり、“ダイヤモンドの街”として知られるアムステルダム。今もロイヤル・アッシャー本社には、国賓の視察先として多くのVIPが訪れます。
その証として大切に保管されているのが、来賓者名簿「ゴールデンブック」。中には、世界の王室や各国首脳など名だたる国賓が署名を連ねています。
カリナンのカットの成功から50年目にあたる1958年。オランダ公式訪問の際に、英国国王エリザベスII世女王陛下は、アッシャー本社を訪問され、このゴールデンブックにご署名をされています。
その日、カリナンⅢ世、Ⅳ世を飾った“グラニーズ・チップス”というブローチをお着けになられていた女王陛下は、“グラニーズ・チップス“を外して、すでにほとんど目が見えなくなっていたルイス・アッシャーの手に触れさせました。ルイスは、1907年にバッキンガム宮殿で「カリナン」が英国国王エドワードⅦ世に献上される際、謁見の場に臨席していたアッシャー兄弟のうち、唯一の存命者だったからです。
エリザベスII世女王陛下のこの慈悲深い行為に、ルイスは感激し、今もアッシャー・ファミリーのダイヤモンドの輝きを追い求める、情熱の礎となっているのです。
このエピソードが示すように、ゴールデンブックは、ロイヤル・アッシャー社が刻んできた歴史の重みを物語る、輝かしい記録でもあるのです。
INHERITANCE
連綿と受け継がれるダイヤモンドへの情熱
ロイヤル・アッシャー社は創業以来、ダイヤモンドが持つ最大の輝きを導き出すため、一世紀以上もの歳月をかけて、飽くなき研究と開発を積み重ねてきました。一般のジュエリーに多く見られる「アッシャー・カット」や「トリリアント・カット」の原型は、ロイヤル・アッシャー社が開発したもの。貴重なダイヤモンドの原石にカットや研磨を施し、唯一無二の宝飾品として輝かせる「ダイヤモンドのスペシャリスト」の信念は、ダイヤモンドの歴史とともに歩み、そしてその歴史を塗り替えていくのです。
DIAMOND CUTTER
唯一無二の輝きを生むカットへのこだわり
- ROYAL ASSCHER CUT
ロイヤル・アッシャー・カット - 1902年にジョセフ・アッシャーによって開発された「アッシャー・カット」は、革新的な『スクエアカット』として、他社が追随するほどの模範的カットとして知られています。その後、ダイヤモンドが持つ最大限の輝きを導き出すという信念のもと研究と改良を積み重ね、2000年に74面体の「ロイヤル・アッシャー・カット」が新しく開発されたのです。
開発に携わったエドワードは、コンピューターでのシミュレーションを駆使して、最高の光の反射を得るための理想的なアングルを導き出し、その数値をもとに開発を積み重ね、複数のサンプルを作りました。エドワードは、そのサンプルを世界有数のダイヤモンドの目利きに見て貰い、最終的にみんなが美しいと感じたカットに、ブランドネームを冠した「ロイヤル・アッシャー・カット」と名付けたのです。
強い輝きと精緻な光の美しさ、シャープなフォルムが特徴の「ロイヤル・アッシャー・カット」は、ロイヤル・アッシャー社だけが生み出すことが出来るオリジナルカットなのです。
- ROYAL ASSCHER BRILLIANT CUT
ロイヤル・アッシャー・ブリリアントカット - 2013年、5代目エドワード・アッシャーと6代目マイク・アッシャー親子は、74面体からなる、理想的なラウンドブリリアントカットの研究を始めました。伝統的な58面体のラウンドブリリアントカットのガードルに近い場所に、新たに16面のファセットを加えることで、2015年に、より強いブリリアンス(白い輝き)と、より鮮烈なシンチレーション(きらめき)を生み出すことに成功しました。カリナンⅠ世、Ⅱ世と同数の74面体へのこだわりは、伝統的な優雅さとモダンで美しい輝きのハーモニーを兼ね備えた、新しい輝きを生み出すことに成功しました。
FAMILY BOND
オランダ発、絆のダイヤモンド
創業以来、直系のファミリーによって育まれてきた「ロイヤル・アッシャー」。
長年社長を務めてきたエドワードは、2020年3月の節目に、名誉会長に就任し、長女リタ・アッシャー、次男マイク・アッシャーを共同代表として、ロイヤル・アッシャーのかじ取りを任せました。
6世代にも亘り、「ダイヤモンドを美しく輝かせたい」その一心で事業が継承されてきた、世界的にも稀有なブランドだと言えるでしょう。
エドワードは、ファミリービジネスを継承する者の条件として、ダイヤモンドをこよなく愛し、その適正があることと考えていました。
幼少の頃から、きらきらするものが好きだったマイクは、ダイヤモンドに魅了されて、継承者として自ら志願しました。
ダイヤモンドの供給に責任を持つマイクは、「何よりも美しい原石から高品質で美しく輝くダイヤモンドを生み出し、それらを心から求める人たちにお届けすること」を使命としています。
工房にこもり、新たなカット開発に没頭するあまり、時間が経つのを忘れることもあるといいます。
リタは、ロイヤル・アッシャー初の女性役員であり、アメリカ市場の責任者、そしてブランドのマーケティング戦略、商品開発を担っています。
「ダイヤモンドの品質にこだわりながら、その輝きを活かすモダンで美しいジュエリーを実現させたい」と、自らのクリエイティブな仕事に情熱を燃やしているのです。
一方、2児の母でもあるリタの子どもと向き合う目は、まさに優しい母の顔です。
マイクとリタの2人が、伝統を守りつつ、新たな高みを目指した挑戦が、今のロイヤル・アッシャーの活力になっているのです。
BRIDAL RING
ブライダルリング
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ERA814 ¥281,600〜 -
ERA251 ¥228,800〜 -
ERA815 ¥281,600〜 -
WRB076-WRA066 ¥132,000 / ¥104,500 -
WRB075-WRA065 ¥143,000 / ¥110,000 -
WRB036-WRA026 ¥110,000 / ¥94,600 -
WRB037-WRA027 ¥125,400 / ¥101,200 -
WRB038-WRA028 ¥134,200 / ¥99,000
STORE INFORMATION
店舗情報
静岡市の婚約指輪〈エンゲージリング〉結婚指輪〈マリッジリング〉ROYAL ASSCHER〈ロイヤル・アッシャー〉正規販売店。
オランダ王室より二度、「ロイヤル」の称号を授けられた名門ダイヤモンドジュエラーである「ロイヤル・アッシャー」。
1854年の創業以来、6世代に亘り「ダイヤモンドの輝き」に情熱を捧げてきたアッシャー・ファミリーが監修するダイヤモンドは、白く高貴な輝きを放ちます。
タカラ堂 静岡本店
- 【店舗情報】
- 〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町2丁目4−4
TEL: 054-254-0141
- 【営業時間】
- 10:30~19:00(水曜不定休)